こんにちは、RecRe hairのERIです。
『メラニン色素』というとお肌のシミやシワなどあまり印象がないですが、実は毛髪にとっては大事なんです!
髪の中のメラノサイトというところでメラニン色素が作り出されます。
このメラノサイトでメラニン色素が作られなくなると、白髪の原因にもつながります。
また黒髪、栗色、金髪などの髪色を決めているのもメラニン色素です。
2種類のメラニン色素
メラニン色素はユウメラニン(黒色~赤褐色)とフェオメラニン(赤~黄色)で、この2種類のバランスで色が決められています。
黒髪はユウメラニンが多いので、赤みが出やすいです。
ユウメラニンが少ないと、黄色くなります。
欧米人はユウメラニンが少ないので、透明感があるような色になり、日本人のように真っ黒な髪にはなりません。
カラーの仕上がりに変化がでます
このもともと持っている色がヘアカラーの場合、仕上がりに影響します。
ヘアカラーをした後に色が徐々に抜けてきて、いつも赤茶~オレンジになる方は赤みが強い髪で
逆に黄色になる方は、黄色みが強い髪になります。
例えば、もともと赤みが強い方はアッシュ(青)で染めてもきれいに染まりづらいです。
黄色みが強い方は、赤みがないのできれいにアッシュが入りやすい傾向にあります。
今流行りのグレージュのようなカラーは赤みがあると、なかなか難しいので一度ブリーチをしたりする必要があります。
じゃあどうしたらいいのか?
では赤みが強い人がアッシュにできないのかというとそういうわけではありません。
黄色みの強い人と同じようには染まりづらいですが、ベースの色となる薬に補色を混ぜてあげると
もとの色を少しカバーすることもできます。
赤⇔緑 オレンジ⇔青 黄⇔紫 のような反対色になります。
ちなみに私は黄色みが強いので、色が抜けてくるとかなり黄色くなります。
黄色く見えてくると、パサついたり・傷んで見えるので、定期的に暖色系のカラーを入れています。