美容室でトリートメントをして、家でも毎日トリートメントしてコンディショナーもする。
さらに、お風呂あがりには洗い流さないトリートメントもつけているのに…
髪が全然キレイにならない。
っという、ご新規様がよくご来店されます。
こんにちは、レクリヘアーの西田です。
あの手この手で、傷んだ髪を元のキレイな髪にしようと
色々と試してみるものの上手くいかない。なぜか?
原因は色々とありますが、その前に
そもそも、そんなに傷んでいるのか?
実はそんなに傷んでいないんではないのか?
「傷んでる」っと言われたからそう思い込んでいる事は無いだろうか?
実際、ご新規のお客様で「こっこれは…」って思うほど傷んでいるのは全体の2割くらい。
他の8割の人はそんなに傷んでなかったりする。
じゃあ何でケアしているのに髪がキレイにならないのか?
いくつか原因を上げていきたいと思います。
やり過ぎ
これ。この理由がここ最近じゃ一番多い気がする。
パーマやカラーのやり過ぎではなくヘアケアのやり過ぎ。
ネットや雑誌、CMなので情報がたくさんあるがゆえに
色々やり過ぎているパターン。
何でもそうですが、やり過ぎは禁物。
お酒を飲み過ぎれば二日酔いになるし、みかんを食べ過ぎれば黄色くなる。
それと同じ。
ほどほどだからちょうどいい。
あと、同じ用途のケアをやり過ぎているパターン。
健康的な髪にする時は、ダメージホールを埋め、髪を引き締め、表面に薄っすら脂質をのっける。ダメージによっては穴埋めを重点的に行ったり、脂質を増やしたりする。
しかし、髪がキレイにならない人の多くは
シリコンつけて、シリコンつけて、シリコンつける。っと偏ったケアをしていることが多い。
健康的な体を作りたい時といって,
鶏肉食べて、豚肉食べて、牛肉食べる。
のと同じ。
商材が髪の状態に合っていない
病気やケガは色々な種類があり、その状態に合わせた治療や薬がある。
腹痛にバファリン
痛風にもバファリン
花粉症にも、インフルエンザにも、バファリン
いくらバファリンの半分が優しさで出来ているからといってもそれは無理な話。インフルエンザになったからといって、バファリンを飲む人はいないと思う。
しかし、髪に限ってはどのダメージも一括りで考え、同じケアをすることが多い気がする。
髪のダメージにも色々な種類がある。
- 薬液によるダメージ
- 熱によるダメージ
- 物理的なダメージ
など、そのダメージに合わせたヘアケアをするのが最も効果的。
実際にあった話
西田の後輩美容師でノンシリコン信者がいた。
シリコン=悪という情報を間に受け、信じて疑わなかった。
その結果
傷んだ。
傷みの直接的な原因はパーマとカットだが
ケア次第では、もう少しキレイに見せることは可能だった。
うしろ姿だけ見ると、疲れたおっかさん状態になっていた。
しかし、この状態でも後輩はノンシリコンを使い続けていた。キレイになれると信じて。
口出しするのもアレかなっと思ったが
久々に見たらあまりにも悲しげな髪になっていたので、優しくアドバイスをした。
「ノンシリコンやめれば?合ってないよ。」っと。
あの時の後輩の表情は忘れられない。
現在、デジパーをかけカラーもしているがケア方法を変えた。
印象が全く違う。うしろ姿が若返った。
左20代、右30代の同一人物。
一つ間違ってほしくないのは、この髪の状態にノンシリコンが適して無かったと西田が判断しただけで、ノンシリコン商材を否定しているわけではない。逆もまた然り。
解決策
髪をキレイにする一番の解決策は、自分の髪の状態を把握することです。
「広がりが気になるからしっとり用かな。」みたいに自己判断するのではなく
お気に入りの美容師さんに聞いてみるのが、キレイになる一番の近道です。
「どーすれば私の髪はキレイになりますか?」っと一言聞けば
あなたが気に入っている美容師さんなら、キレイになりたいという想いを汲み取り
ダメージの原因を見極め、あなたにあったケアのやり方をきっと教えてくれます。
まとめ
ちょっとやり方を変えるだけで
あなたはもっとキレイになれる。
※関連記事
RecRe hair
TEL 047-411-7661
住所 〒274-0825 千葉県船橋市前原西3-5-14
定休日 毎週火曜日 第2・第3月曜日
営業時間 10:00~19:00