こんにちは。
レクリヘアーの西田です。
ヘアカットと良いっても、世の中には様々なカット技法があります。
濡れた状態で切るブラントカットや、乾いた状態で切るエフィラージュカット・ニューヨークドライカットなど
色々なスタイルを生み出したり、クセを目立たなくしたり、まとまりをよくしたり
お客様のなりたいイメージを作っていくために、カット技法ならではの特徴や効果があります。
今日は、その中の一つのフレンチカットグランというカットをご紹介します。
フレンチカットグランとは?
フレンチカットグランは、ヘアスタイルのベース(土台)を整えるカットです。
特許のあるカット技法で専用のハサミを使用し
髪が乾いている状態で頭の形に合わせ髪を引き出し、根元から切っていきます。
髪の密度を根元から毛先まで均一に整える事により、ハネやパサつきが無くなります。
これを全体的にすることにより、まとまりがよくツヤのあるセットしやすい状態になります。
- 髪の根元から毛先にかけて自然に毛量を減らすことが出来るため長持ちする
- 特殊構造なハサミで、一本一本両方の刃でカットするので髪が傷まない
- 乾きが早くまとまりが良い
こんな悩みの人におススメです。
- 多い・硬い・太い人
- カットしてもすぐもっさりしちゃう
- くせ毛・髪が膨らみ、手入れがしにくい
- 変えないで軽くしたい人
- 毛先がスカスカになり、パサパサしてまとまりが悪い
- 乾かすのを早くしたい
など、髪の量が気になる人やキレイに髪を伸ばしていきたい人におススメなカットです。
フレンチカットグランのデメリット
- 従来のカット+15~20分時間がかかる
- 根元からカットするので、人によっては切った直後のチクチク感が気になる
- 切り方によっては効果が半減する
- 頭の形を無視すると逆効果になる
- やり過ぎると逆効果になる
など、基本に忠実に切っていれば特にデメリットになる事はありません。
実例
髪質…硬毛・多毛
ビフォー
アフター
パッと見た感じ、大きな違いがありません。
しかし
これだけの量が取れました。
普通に梳いてこの量を減らすと、毛先はスカスカになってしまいますが
フレンチカットグランで切ると毛先の厚みはあまり変わりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フレンチカットグランはヘアスタイル(形)を作るカットではなく
髪のベースを整えるカットなので見た目が大きく変わる事はありません。
しかし、髪のまとまり感がアップしセットしやすくなったり、乾くのが早くなったりと
使い方によってはとても優れたカット技法です。
もっと詳しく知りたい人はこちら>>>フレンチカットグラン公式サイト