こんにちは、ほしのです☆
デジタルパーマはコテで巻いたような仕上がりになるとよく言われますが
実際にはコテとパーマは全く別違います。
コテは熱の力でほしい所にカールをつけることが出来ます。
デジタルパーマももちろんほしい所にカールをつけるのですが
いざパーマを仕上げる時には、パーマは動きの出やすい所にカールが出るので
カールの欲しい所は動きが出やすくしておかないとパーマが上手く出ないんです。
ただ巻けばいいというわけではない
コテで巻くようにパーマを巻く失敗はよくあります。
濡れている時にはパーマがしっかり出ているけど乾かすとパーマが出ないのがいい例です。
濡らした状態だと中間くらいからかかっているパーマも
いざ乾かしてみると・・・
ほとんど毛先にしかカールが残らないんです。
この原因は髪が動きやすいか動きにくいかにあります。
見ての通りですがこのスタイルは、あまり段の入っていないスタイル(一番下の毛先と表面の毛先のずれがない)
なので動きというよりまとまりが良いスタイルになります。
なのでいくら中間からパーマをかけても髪はまとまろうとしてしまうので
動きが出にくく毛先の部分にだけカールが残ります。
もちろんこれが狙いのスタイルであれば問題ないのですが
その場合のパーマは毛先にかけるだけで十分なので、中間部分は必要以上のダメージを受けてしまったことになります。
パーマの感じを見るとおそらく耳位からふわっと動きを出したいようにも思えるのですが
その場合は表面の毛先を耳下の位置くらいで切って動きを出やすくした状態でパーマをかけないと
その部分には動きが出にくく、ご自身で仕上げることがなかなか難しいと思います。
なのでパーマはただ巻けばいいというわけではないんです。
分かりやすいスタイルだと
毛先の落ちる位置をずらすことで動きに重なりが出来よりパーマ感をしっかり出すことが出来ます。
パーマは基本カットによって出かたが決まってくるのでただ巻けばいいというかけではないのを分かってもらえるかと思います。
ヘアカタログを信じすぎない
髪型を探す時は基本ヘアカタログや雑誌、SNSなどを主に見ると思うのですが
それが本当にパーマで作られたスタイルなのか?を見極めることが大切です。
パーマと書いてあっても実際はコテで巻いていたり、スタイリングはもちろんプロが仕上げているので
キレイになっているのは当たり前です。
ですが、肝心なのはそれを自分で再現できるのか?ということだと思います。
美容室で綺麗に仕上がっても家でやってみたら同じようにはできない
ということはよくあると思いますが悪いのはあなたの手入れではありません。
先ほど書いてある通り、動きにくい状態にパーマがかかっているからそうなっていることがほとんどです。
なのでパーマが上手く出せないからと言ってパーマをかけ直したりせずに
まずはカットがどうなっているかを見てみることをおすすめします。
自分で分からない場合は美容師さんに相談(パーマが得意な方の方がいいと思います)
したうえでその後の提案をしてもらうとその後の失敗も減ってくると思います。
ご相談ください
コテとデジタルパーマは出来ることが違うので
コテのように仕上げたい時は同じことをしてもなりません。
パーマで失敗したくない、自分でパーマが上手く出せない
などがあればお気軽にご相談ください。