こんにちは、ほしのです☆
パーマをかけたけど自分でうまくだせない
かけたばっかりなのにかかっていないなどのご相談が増えてきたんですが
だいたいの原因がカットにあるんですよね!
なので今回はあえてカットがどれだけ大切なのかを考えながら
よくあるパーマの失敗を再現していこうと思います!
パーマが出ない、動かないのはカットに動きがないから
主にパーマの動きは毛先の動きがメインなので
毛先に動きがあるほどパーマの動きにもなります。
なので、毛先がまとまっているスタイルは基本的には動きが出にくく
どのくらい動きを出したいかによってパーマ前のカットで決まってきます。
よくある失敗は、動きの少ないカットにパーマをかけている事が多く
髪が濡れている時はパーマが出ていても乾かすとほとんどパーマが出ないという状態。
コテとデジタルパーマを一緒に考えちゃダメ!
そもそもなんでそんな失敗が起きるかって考えてみると
今ってほとんどのスタイルにコテを使うと思うんですよ!
コテって便利ですよね、欲しい所に巻くだけで形になって
しかも綺麗に仕上がるし、洗えば戻るから気分で巻き方も変えることが出来る。
まぁそれを楽に仕上たいなーって思うとデジタルパーマにたどり着くと思うんですが
どうですか?失敗しちゃったことあるでしょ?
例えばこのスタイル
ワンレングスに切ってあって、段も入っていない髪の量も減らしていない状態。
この状態でもコテで巻くことによって動きやボリュームをつけることは簡単ですよね?
でも毎日巻くのはめんどくさい、髪傷むしデジタルパーマなら一回かければしばらくもちそうだし
毎日巻くのと違って一回だけだから傷みも減らせるかな~なんてパーマをかけます。
パーマの時のオーダーも形はあまり変えたくない
でもコテで巻いたように仕上げたい・・・
もしその時点でスムーズにカウンセリングが終わったとしたら
そのパーマはほとんど失敗!
コテで巻いたようにデジタルパーマをかける
コテで巻いた位置くらいからパーマがかかるように薬液を塗布していきます。
デジタルパーマは薬液を塗ってから巻いていくのでパーマがかかる部分はこの時に決まります!
薬液が作用したら流して巻いていきます。
先ほどコテで巻いた時は26mmのコテを使いましたが
デジタルパーマの場合巻いたロッドより大きくなるので少し細目に巻いていきます。
巻き方はコテと同じように交互に巻いてランダムになるように巻きました。
そして二剤をつけて仕上げていきます。
なんか雰囲気はよさそうですよね?
仕上がり
濡れている時は結構いい感じにかかっているんですよ!
しかし自分で仕上げてみたら、どうなるかというと・・・
あれ?・・・パーマどこ行った?
自分のやり方が下手なのか?いやパーマがとれちゃったのかも・・・
ここにきて僕がいつも相談を受ける所にたどり着きます。
パーマは実際かかっているんですげ動きにくいカットのパーマを自分で仕上げるのは
コテで巻くよりも難しかったりします。
美容室で綺麗に仕上がるのは美容師さんは出にくいパーマも上手く出しちゃうから
その時は気づかないんですよね・・・
ちなみに水でぬらすとまたパーマは復活するのでパーマ自体はしっかりかかっています。
これがパーマが自分で出せない、とれちゃったのかもというときのパーマの失敗です。
パーマをかける時の注意点
- パーマをかける時にはカットは必須
形を変えたくない、伸ばしているから切りたくないは基本失敗します。
- パーマが出ないからかけ直す
ほんとにパーマがかかっていないかを見極めることが大切
カットが原因でパーマが出ない場合は何度かけても上手くパーマは出ないので
どんどん髪が傷んでいきます。
- 無理してパーマをかけない
髪のダメージが多いほどパーマは綺麗に仕上がりません。
髪の状態には気をつけましょう。
- 信用できる人を探そう
最近はコテ巻きが多いのでパーマ離れが増えて
パーマの技術力も低下しているそうなんでパーマが得意な人に任せた方がいいと思います。
せっかくパーマはスタイルの幅が広がったり、手入れを楽にしたり
悩みを解決するための一つなのに、失敗しちゃうと嫌になっちゃいますよね・・・
パーマが嫌われてしまうのは悲しいので注意はしっかり守ってもらえると
失敗しにくいパーマがかけられると思います。