こんにちは、ほしのです☆
デジタルパーマと低温デジタルパーマって何が違うの?
低温の方が傷まないの?
もちろん髪のダメージが少ないに越したことはないのですが
実際デジタルパーマと低温デジタルパーマって名前は似てても
全く別物ではないのかと考えてみました。
低温デジタルパーマって?
名前の通り、低い温度でデジタルパーマをすることを低温デジタルパーマと言います。
ただそれだけ聞くと、温度が低い方が傷まないんじゃないか?とか言われたりするんですが
そもそもデジタルパーマと施術の内容も違ったりします。
低温デジタルパーマの場合、濡れた髪に薬液を付けそのままロッドを巻き低温で加熱
カールが出ていれば2剤処理と、コールドパーマにデジタルパーマの機械を使うようなイメージですかね?
薬液を流さずな加熱時間も短いので従来のデジタルパーマよりも
時間が短縮できるともいわれています。
使う薬液も弱めのものに設定されていて髪の負担が少ないとも言われています。
しっかりかけたい場合には向いていないなどもよく聞きますね!
デジタルパーマの目的
デジタルパーマの目的としては、髪を完全に乾いた状態にすることです。
1液処理後、一度薬液をしっかり流してから約60℃~80℃ほどで髪を乾かします。
髪が完全に乾燥することにより、水素結合が再結合され
乾かした時にしっかりとしたカールが出すことを目的としています。
これが従来のデジタルパーマだと思います。
機械を使ったパーマだからデジタルパーマというわけではなく
ここまでしないとデジタルパーマをかける意味はないと思っています。
低温デジタルパーマを毛束にかけてみよう
いつも営業でのデジタルパーマは、薬液をつけて流し、ロッドを巻き乾燥させ
ロッドを外し2剤をつける流れですが
今回は低温デジタルパーマなので
薬剤をつけてそのままロッドを巻き加熱、そのまま2剤処理までを途中で
薬液を流さずに進めていきます。
仕上がり
濡れている状態はこんな感じ
まぁパーマがかかっています。
この後の乾かし方などで
デジタルパーマと低温デジタルパーマの違いが出てきます。
低温デジタルパーマは加熱するときにも薬液がついているので
完全乾燥することができないので、デジタルパーマのように乾かすと
パーマが出るというよりは、ウェットの状態の方がパーマが出やすいと思います。
ざっくり乾かしてみると、やはりパーマがだれてしまいやすく
パサついた印象、しかしデジタルパーマと比べると髪の柔らかさは低温デジタルパーマのほうがしなやかな感じがします。
こちらは、普通のデジタルパーマを乾かした状態
やはり乾かすとしデジタルパーマの場合弾力のあるパーマが出ますね。
しっかり熱処理を行っているので、気持ち硬さがありますがツヤ感も出てきます。
まとめ
髪を完全乾燥しない低温デジタルパーマは
従来のデジタルパーマとは全く別物と考えていいんじゃないかと思います。
もちろん、低温デジタルパーマを否定するわけではないのですが
低温デジタルパーマは低温デジタルパーマの仕上がり
デジタルパーマはデジタルパーマの仕上がりで違うので
髪の状態や、なりたいスタイルなんかでも
選び方が変わってくると思います。
傷みが少ないであろうから低温デジタルパーマが良いというわけでないということですね。